とある育児見習いのドタバタ日記

2022年に息子誕生。初めての育児で人生ハードモード突入。赤裸々に語ります。

0歳児の育児には最低二人以上必要。夫婦共に育休取得は必要不可欠。


奥さんと僕が育休を取得してから3ヶ月が経とうとしている。

奥さんと僕で分担しながら0歳児の子を育てているが、毎日育児をしてて思うのは、0歳児を育てるのにワンオペはきつすぎるという事実だ。


0歳児の子は基本的にベビーベッドから動くことができない。座ることも立つこともできない、当然歩くこともできない。

1人では何もできない。
常に誰かがついていなければ、簡単に死んでしまう存在だ。

ワンオペ育児をこなしている人はいるにはいるが、理想は二人以上で分担しながら育児をするのが理想だと思う。 

もっともっと夫婦共に育休が取得できるような手厚い手当や環境整備はこれからもっともっと必要だと思う。

それはきっと少子化対策にも繋がっていくはずだ。

0歳児育児の大変なところは家庭によってそれぞれだと思うが、うちの場合は3時間間隔でミルクを与える必要があるということだ。それは朝昼晩関係なくやってくる。うちの子は夜中でも3時間経てば泣いてミルクを欲しがる。

毎日そんな生活が続けば、寝不足でどんどん疲労が溜まっていく。慢性的な寝不足は思った以上にきつい。
少しでも寝れば体力が回復するかも...と期待するが、自分の意思で起きるのではなく、毎回起こされるというのが結構地味なストレスになる。

寝不足と起こされるストレスは日々蓄積されていく。
溜まった睡眠が取れるのはいつになるのかも不透明だ。

また、出産直後は出産という大きな死闘を繰り広げ、その疲れも癒されぬまま、毎日の育児に突入していく。
母親が体力を回復できる機会はワンオペだとほとんど無くなってしまう。

夫婦共に育休を取る事ができれば、母親が回復するまで、子どもの世話を父親がすることができる。

また母親が回復してからは夫婦が交代で子どもの様子を見ることができるので、疲労が溜まっていくことはない。(どちらかが体調を崩してしまった時にも即時対応ができる)

0歳児の子を育てていくためには理想は二人以上で対応していくのが良いと私は考える。

育児が大変だからという理由だけではない。
0歳児の子は常に誰かが近くで様子を見られる状況が望ましいというのもある。
それは例えば乳幼児突然死症候群などの死のリスクがつきまとうからだ。

リスクにいち早く気づくためには誰か常に見ておける状態にするのが理想的だ。
ワンオペでもできなくはないだろうが、二人以上で分担した方がより子どものリスクにも気づきやすくなり、早期発見にもつながると考える。

0歳児はミルクを飲むのにも一苦労。自分で助けを求めることもできない。生きていくために大人たちの最大限のサポートが必要になる。

せめて、子どもが1人で歩けるようになるまでは夫婦で育休が取れ、十分な生活が送れる手厚い手当を充実させることが理想だと考える。

家族が1人増えることで今までの支出は大きく変わる。家計の見直しをしなければならないし、将来のことも考えなければならない。育休はそれらを大きく見直し、子どもと一緒に生活するための方法を考えていくための大きな時間としても必要だと考える。

また夫婦がともに育休を取り、育児に専念することで、これからのことについて充分に話す時間が取れるし、夫婦一緒に子どものこと(生活、健康、病気、知育等)についてしっかり理解することができる。

毎日子どもの世話をすることで、夫婦共に愛着も芽生えてくるし、毎日しっかり子どもを見ることで夫婦が些細な変化や小さなリスクに気づくこともできる。寝不足や疲労が溜まるとそうした変化やリスクにも気づきにくくなってしまう。
また、1人が万が一体調を崩しても、もう1人いるので心配がない。

ワンオペだと体調を崩した時に、子どもの世話するのがかなり厳しくなる。
そんな時に子どもも体調を崩してしまったら、余計大変だ。


0歳児はさまざまな死のリスクに晒されている。母親も産後うつや育児ストレスで自殺するケースがあると聞く。
それらはまた少子化に拍車をかけてしまう。せっかく無事に産まれてきた子が死んでしまっては元も子もない。
それまで費やされた手当も無駄になる。
日本の未来を支えてくれる人が1人いなくなる。

それらを減らしていくためにも充分すぎるくらいの手厚すぎる手当が必要だ。
手当が多くなれば、出産経験のある夫婦が2人目、3人目を考えるかもしれない。

出産経験がなく、子どもを産む幸せがまだわからない家庭より、子どもを産む幸せを知った家庭にもう1人産んでもらえるよう考えていくのも少子化対策につながるのではないだろうか。