とある育児見習いのドタバタ日記

2022年に息子誕生。初めての育児で人生ハードモード突入。赤裸々に語ります。

育休中の学び直し後押しについて疑問に思うこと


こちらのニュースがかなり炎上しているので僕もこれについて思うことをまさに今、育休取得している一パパとして述べたいと思う。

 

岸田首相の言う人への投資や学び直しは大事だと思う。
政府が一人一人のスキルアップや新たな資格取得のために支援してくれるのは大変ありがたい。

 

だが、産休育休中の学び直しを推進するのはいささかどうかと思う。
また、リスキリングによって産休育休が取りやすくなるようなことを言っている大家議員に対しても僕は疑問を持つ。

 

会社としてはリスキリングする時間があるなら早く復帰してほしいのではないだろうか。

 

 

育休取得中の一パパとして、勉強する時間が一切ないかと言われればそれは嘘になる。
だが、うちの場合は夫婦で育休を取得しているからで、ある程度交代で見ることが可能だからだ。

 

これが夫婦のうち1人しか育休を取っていなかった場合はより難しい。学び直しをしている時間、子どもから目を離すことになってしまう。

 

それに夫婦2人でも、まとまった勉強時間を取るのは正直難しい。それぞれの家庭の状況や子どもの特性によっては全く余裕のないところもあるだろう。
授乳が必要な期間は夜間も起きて、子にミルクを与えなければならないため、まとまった睡眠時間の確保すら難しい時期が続く。

 

また、自分の勉強をしている間、子どもの面倒は見れなくなる。この時期の乳児にとって大切な発達や発育ための知育、遊びに割く時間を減らすことになる。

 

自分の勉強時間を増やす=子どもとの遊びや知育の時間を減らすということだ。

 

育休期間中でも保育所へ預けられる等、そういった対応も含めてこの話が出なければ、子どもとの遊び・知育の時間を減らすことになる。

 

育休というのは子どもの将来に向けた発達のために、親が育児に専念できる貴重な期間でもあると僕は考えている。また、この期間が将来の発達発育の土台になるかもしれないと思いながら育児に励んでいる。

 

 

それを奪いかねないような発言はもっと慎重になってほしい。


会社側が政府のリスキリング推進を後ろ盾に強く要求してくる可能性もある。
それは非常に怖いことだ。

 

 

ちなみに僕自身、育休取得する上で、一番頭を悩ませたのは育休期間中給料がもらえないからだ。
給料がもらえない代わりに育休手当を支給してもらえるが月々の収入はかなり減ってしまう。

 

それが原因で月々の生活が厳しくなるようであれば、男性側は育休取得を控えるだろう。
家族が1人増えることで月々に掛かる費用も増えるし、子どもの将来のために働いて少しでも多く貯蓄したい家庭もある。

 

育休取得はそんな現状があるから、なかなか進まないのではないだろうか。

 

 

育休中の学び直し支援をするくらいなら、毎日の子育てに疲れ、心身ともに病んでしまう方や産後うつ等で自らの命を絶ってしまう人がいる現状をもっと深刻に捉えて、どうにかすべきだと思うし、積極的に支援すべきと思う。

 

うちの家族も、今となってはある程度余裕が生まれてきているが、産後4ヶ月から5ヶ月くらいまでは夫婦二人いても、子育てがすごく大変だった。毎日寝不足で本当にしんどかった。奥さんは産後の心や体の状態がわるく、心身ともに回復するまでかなり時間が掛かっていた。

 

うちの場合、もしワンオペで子どもを見ることになっていたら、育児疲れで奥さんは取り返しのつかないことになっていたかもしれない。

 

育休中、学び直しの余裕をもてる家庭もあるかもしれないが、僕ら家族にはそんな余裕はほとんどなかった。

 

 

0歳児の子育てが大変な状況を把握されてないからこそ出てしまう発言に感じるし、産後に命を絶ってしまう人がいるような状況の中で、私たち子育て世帯をさらに苦しめるような発言に聞こえてしまう。

自分たちには絶対起こらないと思ってた...産後クライシス

 

2022年6月に生まれた息子
今は奥さんと息子と家族3人幸せに暮らしていますが、出産直後はとても大変な思いをしました。

それもこれも全て私が原因だったのですが、出産準備は全て奥さん任せ、子どもが生まれてからのことも、生まれてから考えたらいいと自分は何も考えていませんでした。

奥さんは産休育休を取得しているから、任せきりでも大丈夫だろう、自分は仕事に専念していたらいいと...。

いざ、出産を迎えたら、産後も続く痛みと、思うように動かない身体で、夜中も授乳をしなければならず、ろくに睡眠も取れない状態でした。
出産前とは異なり、何日経っても治らない体と、授乳で満足に取ることのできない睡眠が続き、とうとうメンタル的にも良くない方向へ進んでしまいました。

また、出産準備にほとんど協力してこなかった私の存在も彼女のメンタル不調に拍車をかけてしまいました。

私は仕事の忙しさを理由に出産準備に協力しなかったことをすごくすごく反省しています。

今は育休を取得して、奥さんに育児のやり方を教えてもらいながら2人で協力して楽しくやっています。

最初は何もかも教えないといけない状況にイライラされていましたが。

私の家族の場合はマタニティブルーから産後うつ1歩前までいきかけました。

子どもが生まれることをすごくすごく楽しみにしていた彼女が子供が生まれてから育児が楽しくないと言ったり、子どものことが可愛いと思えないと言ったりして、ほんと以前の彼女からは想像もできないようなことを口にしていて、当時はとても驚きました。

急遽、お休みをもらい育休を取得して、奥さんのサポートと息子の育児に専念しなければ、きっと良くないことが起きていたに違いないと思います。

1ヶ月間は私が夜中にミルクをあげる担当(夜勤)になり、奥さんには規則正しく、夜睡眠を取ってもらうようにしました。
1ヶ月経つと睡眠不足と体の痛み、疲労も少しずつ解消され、だんだんとメンタルの不調も良くなっていきました。

私はというと1ヶ月の修行のおかげで、ワンオペでも育児ができるようになりました。子供が産まれる前まではオムツ替えは絶対嫌だと思って奥さんに任せるつもりでしたが、今はそれすらも楽しく感じられています。

ミルクの時間は特に可愛い息子を身近で見ながらあげられるので、とても幸せな時間の1つです。

沐浴も息子が嬉しそうにいつも入ってくれるので、こちらも毎日楽しみにしています。

こんな形で子どもの育児が好きになるのはあんまり良くないかもしれません。ですが、私にとってはこの1ヶ月間の修行がなければ、嫌がってやらなかった可能性は十分にある気がします。やらざるをえない状況だったから、それが育児を好きになるきっかけになりました。

産後クライシスを経て、奥さんとの絆は出産前より強まった気がします。
育休を取得して育児に専念できたことで、私は息子のことが大好きになりました。赤ちゃんの時期は一生の中ですごくすごく短い貴重な時間なので、1日1日を大切に過ごしたいと思います。また育休という形で、このかけがえのない時間に集中できるよう育休の制度を整えてくださった方々には感謝せざるをえません。

子育ては実際のところとても大変です。想像していなかったのですが、満足に睡眠をとることができません。睡眠時間は子どもに左右されます。それは結構メンタル的に辛いことです。
また、子どもから目を離すことは基本できないです。SIDSもありますし、目を離してる間に子供になにか危険なことが起こってしまう可能性があります。
また、私の息子の場合はですが、3時間毎にミルクがあります。ミルクを作る時間、あげる時間、哺乳瓶を洗う時間等考えると、空き時間は実質2時間くらいです。出産前より圧倒的に自由な時間がなくなります。毎日寝不足で辛いです。
育休ではなく育業という言葉はまさに理にかなった言葉だと思います。

出産直後、彼女が入院している期間ですが、病院へ彼女の荷物を届けるために、毎日のように病院まで歩いていったのを今も忘れられません。
仕事が終わって21時以降に、病院入れるのかな?と思いながら、裏口から暗い病院に入っていたのが懐かしく感じられます。その時はちょっとワクワクしてしまいました笑

また、彼女のメンタルが回復するようにと彼女の荷物に好きなお菓子やジュースも入れて持っていたのを覚えています。

彼女が準備していた荷物すら、事前に教えてもらっていたのに、場所がわからず怒られてしまっていましたが。

私自身も彼女に怒られたり、睡眠不足でメンタル的に辛い思いをしていたのは正直なところですが、自分のせいだし彼女に比べたら大したことないと思い、彼女の回復を祈って頑張ったことも今では良い話のひとつになっています。

子どもが産まれるパパさんへ。育休を真剣に考えてほしい

僕は今妻と5ヶ月になる息子と一緒に暮らしています。僕と妻は2人とも育休を取っており、2人体制で育児に臨める状態です。

僕は当初、息子の出産がわかってからも育休を取得するつもりはありませんでした。妻もそれで了承していました。

収入はなくなるし、会社に迷惑が掛かってしまう。それに育休を取りたいと伝えるのも、上から何を言われるかわからないので、メンタル的にしんどいと考えていました。

出産に向けた準備も妻がメインでやっていましたし、子どもが産まれてからも妻がメインでやるのだろうとそんな呑気な気持ちでずっと過していました。

育休を伝えるのも子育てをするのもしんどいことは極力避けたいとそんな気持ちでいました。

それに妻がメインにやるので、子育てはたまに手伝うくらいでいいのだろうと。

でもそんな自分が招いたのは妻の産後うつ、産後クライシスでした。

出産直前までは妻も子どもが生まれることを楽しみにしており、二人仲良く過ごしていた...ように僕も見えていました。

ですが、出産直後に妻を襲ったホルモンバランスの急激な変化、出産の痛み、産後明けでテンションが上がってしまい、続く睡眠不足で産後うつのような状態になってしまいました。

出産後、退院してからも出産による身体中の痛みやしんどさが続くのと、息子にミルクをあげるため3時間毎に準備する日々で睡眠不足が続きます。
身体を回復させなければしんどい状態なのに、子どものお世話で自身の体を回復させる時間はとてもありません。

そんな状況が続き、ホルモンバランスの急激な変化も相まって、気持ちがどんどんネガティブになっていきました。

出産後に自身の子どもを見たことで、現実味を帯びてくる将来の生活、将来への不安、痛みやしんどさの中、子育てしていくことはできるのだろうかという中期的な不安、子どものことより自分の痛みやしんどさに耐えられず、子どもの世話が十分にできないことへの不満、また子育てが思ってたのと違い、楽しさを見い出せないことでどんどん悲しい気持ちになっていました。

また僕があまり子育てに関心がなかったことが妻の産後うつに拍車をかけてしまいました。

今となってはものすごく反省しています。

妻がこのような状態になってしまったこと、明らかに出産前と違う状態になっていたので、僕は休みを取ることにしました。時にはヒステリックな状態になってしまい、大泣きしながら不満をぶつけられ、呼吸困難になって危ない状態になることもありました。

あのまま一切休みを取ることなく仕事を続けていたらどんな危険なことになっていたか想像もできません。また僕も子供のお世話で寝不足が続き、明らかに仕事に支障が出てしまっていました。

僕はこんな状態になると全く予想していませんでした。妻はキャリアウーマンで、病気をしている姿を見たことがないほど元気な人でした。だからワンオペでもいけると思っていましたが、完全に見通しが甘かったと反省しています。

出産後の生活がこんな大変なことになるとは想像していませんでした。妻も同じく自分がこんな状態になると想像していなかったと言っています。

子育ては難易度が高いと思います。確かにワンオペでもこなせる人はいると思いますが、うちは想像してた数百倍大変でした。想像力が足りないと言われればそうかもしれません。

育休を取る予定はなかったのですから、結果的にそうともいえます。

でもきっと僕と同じような感覚の持ち主はいると思います。

これから子どもが産まれる予定のパパさんには、うちのようなことにならないためにも育休を検討してみてほしいです。

もちろん育休に入れば収入面で心配は出てきますが、毎月手当がもらえる可能性も十分にあります。

僕は育休を取って手当がもらえると思っていなかったので、その辺も本当に調査不足だったと反省しています。

僕のように会社に迷惑がかかるとか収入面で心配、会社に伝えるのが面倒とか思ってる人は手当てについて一度調べてみてほしいですし、迷惑がかかると不安な気持ちもわかりますが、家族が危機的な状況になってしまう可能性があります。
なので、育休を取るということが全く選択肢にない方は一度選択肢の1つに入れていただき、検討してみてほしいです。

もちろん、どの家庭も夫婦両方育休をとることがいいとは思いません。家族それぞれ理想の形があると思います。里帰り出産をして、両親と一緒に見る人もいるだろうし、夫婦が交代で育休を取るところもあるかと思います。また、ワンオペでも大丈夫なところや、0歳から保育園に入れたり、ベビーシッターを雇うところも。

ただ、僕のように全く育休が選択肢にない方は1度考えてほしい。ママさんや両親ともう一度話し合ってみてほしいです。
うちの家族には1人が働いて、1人が育休を取って世話するというのがかなり難易度が高かったです

0歳児の育児には最低二人以上必要。夫婦共に育休取得は必要不可欠。


奥さんと僕が育休を取得してから3ヶ月が経とうとしている。

奥さんと僕で分担しながら0歳児の子を育てているが、毎日育児をしてて思うのは、0歳児を育てるのにワンオペはきつすぎるという事実だ。


0歳児の子は基本的にベビーベッドから動くことができない。座ることも立つこともできない、当然歩くこともできない。

1人では何もできない。
常に誰かがついていなければ、簡単に死んでしまう存在だ。

ワンオペ育児をこなしている人はいるにはいるが、理想は二人以上で分担しながら育児をするのが理想だと思う。 

もっともっと夫婦共に育休が取得できるような手厚い手当や環境整備はこれからもっともっと必要だと思う。

それはきっと少子化対策にも繋がっていくはずだ。

0歳児育児の大変なところは家庭によってそれぞれだと思うが、うちの場合は3時間間隔でミルクを与える必要があるということだ。それは朝昼晩関係なくやってくる。うちの子は夜中でも3時間経てば泣いてミルクを欲しがる。

毎日そんな生活が続けば、寝不足でどんどん疲労が溜まっていく。慢性的な寝不足は思った以上にきつい。
少しでも寝れば体力が回復するかも...と期待するが、自分の意思で起きるのではなく、毎回起こされるというのが結構地味なストレスになる。

寝不足と起こされるストレスは日々蓄積されていく。
溜まった睡眠が取れるのはいつになるのかも不透明だ。

また、出産直後は出産という大きな死闘を繰り広げ、その疲れも癒されぬまま、毎日の育児に突入していく。
母親が体力を回復できる機会はワンオペだとほとんど無くなってしまう。

夫婦共に育休を取る事ができれば、母親が回復するまで、子どもの世話を父親がすることができる。

また母親が回復してからは夫婦が交代で子どもの様子を見ることができるので、疲労が溜まっていくことはない。(どちらかが体調を崩してしまった時にも即時対応ができる)

0歳児の子を育てていくためには理想は二人以上で対応していくのが良いと私は考える。

育児が大変だからという理由だけではない。
0歳児の子は常に誰かが近くで様子を見られる状況が望ましいというのもある。
それは例えば乳幼児突然死症候群などの死のリスクがつきまとうからだ。

リスクにいち早く気づくためには誰か常に見ておける状態にするのが理想的だ。
ワンオペでもできなくはないだろうが、二人以上で分担した方がより子どものリスクにも気づきやすくなり、早期発見にもつながると考える。

0歳児はミルクを飲むのにも一苦労。自分で助けを求めることもできない。生きていくために大人たちの最大限のサポートが必要になる。

せめて、子どもが1人で歩けるようになるまでは夫婦で育休が取れ、十分な生活が送れる手厚い手当を充実させることが理想だと考える。

家族が1人増えることで今までの支出は大きく変わる。家計の見直しをしなければならないし、将来のことも考えなければならない。育休はそれらを大きく見直し、子どもと一緒に生活するための方法を考えていくための大きな時間としても必要だと考える。

また夫婦がともに育休を取り、育児に専念することで、これからのことについて充分に話す時間が取れるし、夫婦一緒に子どものこと(生活、健康、病気、知育等)についてしっかり理解することができる。

毎日子どもの世話をすることで、夫婦共に愛着も芽生えてくるし、毎日しっかり子どもを見ることで夫婦が些細な変化や小さなリスクに気づくこともできる。寝不足や疲労が溜まるとそうした変化やリスクにも気づきにくくなってしまう。
また、1人が万が一体調を崩しても、もう1人いるので心配がない。

ワンオペだと体調を崩した時に、子どもの世話するのがかなり厳しくなる。
そんな時に子どもも体調を崩してしまったら、余計大変だ。


0歳児はさまざまな死のリスクに晒されている。母親も産後うつや育児ストレスで自殺するケースがあると聞く。
それらはまた少子化に拍車をかけてしまう。せっかく無事に産まれてきた子が死んでしまっては元も子もない。
それまで費やされた手当も無駄になる。
日本の未来を支えてくれる人が1人いなくなる。

それらを減らしていくためにも充分すぎるくらいの手厚すぎる手当が必要だ。
手当が多くなれば、出産経験のある夫婦が2人目、3人目を考えるかもしれない。

出産経験がなく、子どもを産む幸せがまだわからない家庭より、子どもを産む幸せを知った家庭にもう1人産んでもらえるよう考えていくのも少子化対策につながるのではないだろうか。

保育園や幼稚園も大切な命を預かっているということを改めて強く意識してほしい

以前、幼稚園バスの置き去りによって、一人の幼児が亡くなってしまうという悲しい事件があったわけだけど、是非とも保育園や幼稚園には第三者的な立場から危険な場所がないかをチェックする監視機関が必要に思われる。自分たちだけでは気づけないリスクもきっとたくさんあるからだ。もちろん、自分たちだからこそ気づけるリスクもたくさんあるだろう。

だから、インシデントやアクシデントが起こった時は報告する義務を取り付け、それらの情報を収集し、インシデントやアクシデントを減らしていく、理想としては0にする努力が必要である。
ひとりの子どもが亡くなってしまっている以上は。

今回はまさにハインリッヒの法則で、前回の記事でも紹介したが、バス置き去りというのは他の保育園や幼稚園でも起きており、全体的に見てもヒヤリとする場面はこれまでいくつもあったことだろう。

今回の亡くなった事件はまさに最悪のケースが起きてしまった典型的な例で、これまでも置き去りは起きていたが、見過ごされてきていたに違いない。

まさか死ぬとは...ときっとそんな理由でだ。
置き去りが死につながるとは想像もしていなかったのかもしれない。

あるいは人の命を預かっているという大切な認識が欠けてしまっていたのかもしれない。


置き去り自体リスクという認識もなかった可能性がある。それがインシデントやアクシデントになるという認識も。

保育園や幼稚園にはこれまでの認識を見直してもらう必要があるかもしれない。

医療現場とは異なるかもしれないが、保育園や幼稚園も大切な命を預かっているという部分では同じである。これからはインシデントやアクシデントの報告が必須だ。医療現場は医療ミスで死なせてしまうわけにはいかない。保育園や幼稚園もミスで死なせてはいけないと改めて意識してほしい。

あらゆる危険性を考慮して、保育園や幼稚園のあり方を見直してほしい。些細なことでもインシデントやアクシデントは記録するようにしてほしい。インシデントやアクシデントが起きた時に隠蔽するようなことは決してないように、そんな体制が確保されるようにしてほしい。なぜなら、どんな些細なことでも、もしかしたら最悪のケースにつながる場合があるからだ。

今後また大切な命が失われるというようなことが無くなることを切に願う。

幼稚園バス置き去り事件に思うこと

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幼稚園バス置き去り事件に思うこと
 

とある育児見習い
2022年9月22日 15:33幼稚園バス置き去り死亡事故、運転手が休みで70代園長が運転

https://www.google.com/amp/s/www.sankei.com/article/20220906-T5SMFVQR25KW5BGWRGMBP5ISI4/%3FoutputType%3Damp


子どもができるまではそこまで興味を持つことはなかったであろうこの事件、バスに乗っていた幼児が亡くなってしまうという最悪のケースで、置き去ったまま亡くなるまで気づかなかった幼稚園には本当に憤りを感じざるをえない。

こんなことがありえてしまうのかという驚きの事件で、親側としては防ぎようのない、なんとも無念な事件である。

親側は安心して子を預けられる場所、それが保育園や幼稚園だったはずだ。

だけど、こんな事件が起きてしまってはもはや保育園や幼稚園に安心して預けることはできない。

保育園や幼稚園は安心して子を預けられる場所として、信頼を取り戻していかなければならない。

保育園は特に私たち親側が働く必要がある、収入を得る必要があるため、預けざるをえない部分がある。

0歳児から預けなければならない家庭もあり、0歳児はまだまだ大人のサポートなしでは生きていくことができない。歩くこともできないし、食事もサポートなしでは食べられない。

保育士は国家資格でもあり、きちんとその認識を持って、一人一人の子のサポートに当たってほしいと願う。
少しでも目を離すことができないような非常にリスキーな存在なのだ。

そんな中で預けた子の死亡事故が起きてしまっては安心して預けることができない。
しかし預けなければいけない社会的状況がある。

保育園は保育園同士で競争しなくても、保育園に預けなければいけない家庭が多いため競争する必要もないだろう。競争する必要がなければサービスの質が上がりづらい。ここの課題はあると感じる。

そのために保育園や保育士の質の担保は行政が指揮を執って、死亡事故がないように、より質の向上を目指していっていただきたい。

一人一人、親が大切に手を掛け育てている命だ。
死亡事故は0になるよう何か対策が取られるように願う。

親側ができる対策としては例えばスマートウォッチを着用させるというのが一つの手かもしれないと考えている。

子が迷子になっても位置情報の確認が取れるし、命の危険があれば知らせてくれる機能も今のスマートウォッチならある程度可能だろう。

バス置き去りに関して言えば命の危険があった時、親側が気づいて防ぐことができる可能性がある。

今のスマートウォッチにどこまでできるかわからないが、もはや信用しきれない保育園や幼稚園に預ける時はこちら側でできることもやっておかなければならないと感じている。

大阪 保育園で昼食をのどに詰まらせ園児死亡 園長ら書類送検
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20220921/2000066596.html

最近こんな事件も目にし、保育士の質は大丈夫なのか?と信頼が揺らいでる。

保育士は名称独占の国家資格だ。資格を持ったものしか保育士を名乗ることはできない。それだけ重要な資格だが、保育士資格を取るためのハードルはそこまで高くないと個人的に思う。

ここは見直されるべきではないだろうか?

 


通園バスに取り残し 大阪府内4自治体で計5件 各地の事例は

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20220916/2000066336.html


置き去りだけで5件も起きていて、適当に仕事をやっているとしか思えないとそう感じざるをえない...。

妻が産後うつになりまして

まさか僕の奥さんがそんなことになるとは全く想像もしていませんでした。

ごく一般的などこにでもある普通の家庭で、奥さん家族、僕の家族も事故や大きな病気もなく、すごく平和に暮らしていました。

だからうつ病なんていうのは遠い遠い話だと思っていたんです。
そんなものは気力の問題だろうとも。

しかし、奥さんは出産後、うつのような状態になってしまいました。

奥さん自体も生まれてからずっと大病を患ったことがなく、風邪も滅多にひかないような人で、仕事も一切休まず、元気に働いてました。また、職業柄夜勤もやっていましたが、夜勤後でもパワフルに動けるようなスーパーウーマンだったんです。

そんな人一倍元気な人でも、産後うつはやってきたのでした。

産後うつの奥さんは本当に大変そうでした。
身体が思うように動かない、育児をする気力も湧かないような状態でした。
出産後は身体と心の疲労がものすごく大きいのです。

子どもを産むという行為はものすごく体力を使いますし、身体もガタガタになります。また、無事出産できるか不安の中、出産との戦いに挑むわけで、心的な疲労もものすごいです。

そうした心と体の疲労が、奥さんのメンタルを壊してしまいました。

そして疲労が取れぬまま、赤ちゃんの育児に突入し、昼夜問わずのお世話で、疲労がどんどん溜まっていった結果、普段とは異なる心の状態になってしまい、奥さんはおかしくなってしまったのでした。

出産前までは本当に赤ちゃんが産まれるのをすごくすごく楽しみにしており、産前ギリギリまで、赤ちゃんができてからだと行きにくくなるだろうと、カフェに出かけたりもするほど元気で明るかったんです。

ですが、産後本当に別人になったようでした。
出産してから慣れない入院生活で一睡もできなかったり、赤ちゃんのお世話に緊張したりで、相当疲れてしまったようでした。そして家に帰ってからも寝れない生活が続き、とうとうおかしくなってしまったのでした。

今回の経験で僕はうつ病というのが誰にでもなりうるということを痛感しました。また、日常を取り戻していくためには、周りのフォローがとても大切になってきます。

周りのフォローなくして、うつ病から脱することは不可能に近いです。

産後うつが脱却するまでの一二ヶ月は本当に壮絶でした。フォローしてあげる側は我慢と忍耐が大切になってきます。

そしていつ治るのかわからない、本当になかなか状態が良くなっていかないので、長期的な戦いになりますし、不安との戦いでもあります。

これから出産を迎えるパパママさんたちのために、僕の経験を少しずつですが、記したいと思います。

いつ良くなるんだろう?と僕自身も不安の中戦っていましたが、現在妻は元気を取り戻し、育児に楽しく専念しております。