とある育児見習いのドタバタ日記

2022年に息子誕生。初めての育児で人生ハードモード突入。赤裸々に語ります。

妻が産後うつになりまして

まさか僕の奥さんがそんなことになるとは全く想像もしていませんでした。

ごく一般的などこにでもある普通の家庭で、奥さん家族、僕の家族も事故や大きな病気もなく、すごく平和に暮らしていました。

だからうつ病なんていうのは遠い遠い話だと思っていたんです。
そんなものは気力の問題だろうとも。

しかし、奥さんは出産後、うつのような状態になってしまいました。

奥さん自体も生まれてからずっと大病を患ったことがなく、風邪も滅多にひかないような人で、仕事も一切休まず、元気に働いてました。また、職業柄夜勤もやっていましたが、夜勤後でもパワフルに動けるようなスーパーウーマンだったんです。

そんな人一倍元気な人でも、産後うつはやってきたのでした。

産後うつの奥さんは本当に大変そうでした。
身体が思うように動かない、育児をする気力も湧かないような状態でした。
出産後は身体と心の疲労がものすごく大きいのです。

子どもを産むという行為はものすごく体力を使いますし、身体もガタガタになります。また、無事出産できるか不安の中、出産との戦いに挑むわけで、心的な疲労もものすごいです。

そうした心と体の疲労が、奥さんのメンタルを壊してしまいました。

そして疲労が取れぬまま、赤ちゃんの育児に突入し、昼夜問わずのお世話で、疲労がどんどん溜まっていった結果、普段とは異なる心の状態になってしまい、奥さんはおかしくなってしまったのでした。

出産前までは本当に赤ちゃんが産まれるのをすごくすごく楽しみにしており、産前ギリギリまで、赤ちゃんができてからだと行きにくくなるだろうと、カフェに出かけたりもするほど元気で明るかったんです。

ですが、産後本当に別人になったようでした。
出産してから慣れない入院生活で一睡もできなかったり、赤ちゃんのお世話に緊張したりで、相当疲れてしまったようでした。そして家に帰ってからも寝れない生活が続き、とうとうおかしくなってしまったのでした。

今回の経験で僕はうつ病というのが誰にでもなりうるということを痛感しました。また、日常を取り戻していくためには、周りのフォローがとても大切になってきます。

周りのフォローなくして、うつ病から脱することは不可能に近いです。

産後うつが脱却するまでの一二ヶ月は本当に壮絶でした。フォローしてあげる側は我慢と忍耐が大切になってきます。

そしていつ治るのかわからない、本当になかなか状態が良くなっていかないので、長期的な戦いになりますし、不安との戦いでもあります。

これから出産を迎えるパパママさんたちのために、僕の経験を少しずつですが、記したいと思います。

いつ良くなるんだろう?と僕自身も不安の中戦っていましたが、現在妻は元気を取り戻し、育児に楽しく専念しております。