とある育児見習いのドタバタ日記

2022年に息子誕生。初めての育児で人生ハードモード突入。赤裸々に語ります。

子どもは作りたくないと思ってた。

子どもができるまでの僕というのは、子どもは作りたくないと思っている人間でした。

それは子どもを作ることで、人生という決して長くない時間を育児に奪われることや、自由に使えるお金も減ってしまうからでした。

まだまだ自分自身、若い時間を謳歌したいという気持ちが強くあり、人生を楽しみたいという想いが強かったのです。

特に歳を取ればとるほど、周りから若いと言われることも少なくなり、若い時間は貴重になっていきます。

そんな中、育児に時間を奪われば、確実に自由な時間がなくなってしまうことは産まなくても明らかでしょう。

また、お金もそうです。育児にかかる費用というのは莫大で、自由に使えるお金はなくなりますし、今の僕自身の多くない給料を考えれば、キャパオーバーになるのは明らかでした。

しかし、うちのパートナーはずっと子どもをほしがっていました。そして歳を取ればとるほど、子どもを産むのが難しくなるため、年々産みたいという欲求は強くなっていました。

結果として僕はそんなパートナーの欲求に折れた形になりますが、子どもが産まれて、実際に育児に携わっていると、自分の子どもの可愛さや育児の楽しさに気づかされることが多々あります。

自分の時間を大事にしたいと常々思っていましたが、いざ子どもができると案外子どものために時間を費やすことが楽しくて、時間を費やしたいとむしろ思えるのですよね。
そう思えることに正直びっくりしていますが。

当初僕は今の仕事が好きで職場の雰囲気も好きだったため、育休は取らない予定でした。社会的に男性が育休を取らないというのも普通だと思いますしね。

ですが、とあることがきっかけで育休をとることになり、今は育休をとって育児に専念しています。
もしも育休をとって育児に専念していなければ、ここまで子どもが大好きになれたか怪しいところです。

育休をとって、この1人では何もできない新生児期、乳児期を大切に育てていくことは、これから先も子どもの育児に携わっていく上で大事なことだと思っています。
育児の難しさと子供の愛おしさ、新生児期乳児期にしか経験できないことはたくさんあります。
育休は女性だけのものと思っていましたが、男性もとれます。制度としては女性男性の区別はありません。

区別していたのは制度ではなく社会でした。

育休を性別で区別せず、ママパパ両方が同じように取れるよう設計した方は素晴らしいと思います。日本の社会はろくなことないですが、制度は意外としっかりしてるところも多いですね。